皆様こんにちは!リハビリの鈴木です。
本日はタイトルの通り、病院でドクターに言われた方も多いのでは?
「臼蓋形成不全・変形股関節症なので、動かさず安静にしていましょう」についてです。
これに関しては合っている・合っていないどちらとも言えます。
臼蓋形成不全・変形性股関節症と言われた時に気を付けなければない事は、、、
①体重管理
②生活習慣(重い物を頻繁に運ぶ・長時間同じ姿勢での作業等を極力控える)
③痛みの種類・場所・時期によっては股関節に負担のかかる運動を控える
④必要時は杖を使用する
では逆に積極的に行って欲しい事は、、、
①股関節周りの筋肉をしっかりとほぐす
②股関節をしっかりと動かす
③体重のかからない状態、自重での筋トレを行う
④痛みの種類・場所・時期によっては、しっかりと体重をかけて歩く
⑤痛みの種類・場所・時期によっては、運動も可能
というように安静にし過ぎず、股関節の柔軟性・筋力をしっかりと保つ・鍛える事が大事となります。
なかには動かす事が怖くて筋肉が硬くなり、実際には関節内ではなく筋肉のみの痛みを起こしている方も多いです。
簡単にまとめると、、、
・関節内の痛み→炎症→ある程度の安静は必要
・股関節周りの筋肉の痛み→筋肉の凝り→しっかりと動かすことで循環改善・痛みの改善を図る
というような事になります。
ご自身での判断が難しいところではあると思うので、病院や接骨院、いずれにしても専門的な所で診てもらう
事が必要だと個人的には思います!
まずは怖がらず、股関節を少しずつ動かしていきましょう!!