股関節の痛みなら東京ヒップジョイントクリニック

東京ヒップジョイントクリニック

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【春の訪れ!?】
2017.04.04

みなさま、こんにちは!看護師長の山崎です。

季節の変わり目ですが、体調崩されたりしていませんか?
東京は桜がもうすぐ満開となり、気温もようやく春の陽気が訪れました。
春の陽気は、気分も心地よくなりますよね。

さて、今日は当クリニックで行われている自己血貯血についてお話します。

そもそも自己血貯血ってなにか?と思われる方が多いのではないでしょうか。
自己血貯血とは、ご自分の血液を予めスケジュールを立てて2回採取しておき、手術で失われた血液をご自分の血液で補う為に行います。
ご自分の血液ですから、最も安全です。

採取スケジュールは、手術予定日の3?2週前頃より1週間間隔で2回、400mlずつ採らせていただき、採取した血液は専用の冷蔵庫で施錠して保存します。
手術当日や手術翌日にご自分の血液をお体へ戻していきますが、出血や貧血の程度によっては血液をお体に戻さない場合もあります。

自己血貯血には、注意しなければいけないことがあります。
聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、「血管迷走神経反射」といって、採血時に血液を採取することで血管拡張の状態となり、そのため血圧低下と迷走神経の興奮により徐脈となる症状などが現れる反応のことです。
貯血後30分?1時間の間に発生することが最も多く、また、帰宅途中でも発生することがあります。
当クリニックでは、血管迷走神経反射の発生頻度が多い時間帯をふまえて、採血後に行う点滴が終了後も30分間のベッド上安静をしていただいてから帰宅していただくこと、ご都合がつくご家族やご友人がいらっしゃる場合は一緒の来院や帰宅時の付き添いを説明させていただいており、血管迷走神経反射の発生予防に努めております。
また、自己血貯血を受けられる前日の過ごし方も血管迷走神経反射の発生に大きく影響することがわかっており、不眠、過度の飲酒、過度の運動などは避けていただく、お食事や水分はしっかりお摂りいただくことが望ましいため、事前に説明させていただいており、患者様のご理解とご協力のもとで、安全に自己血貯血を行えています。

1回目の自己血貯血後からは貧血予防のため鉄剤が処方・服薬開始となりますが、お薬だけではなく、お食事面でも入院までの間に心がけて摂取していただきたいものがあります。
・タンパク質の多い食品・・・肉、魚介類、卵、大豆製品(大豆、豆腐、納豆)、乳製品(チーズ、牛乳、ヨーグルト)
・ビタミンの多い食品・・・キャベツ、ブロッコリー、トマト、みかんなど
・鉄分の多い食品・・・レベー、海藻類(青のり、ひじき)、魚介類(イワシの丸干し、あさりの佃煮)、卵(卵黄)、ほうれん草など

手術後の貧血の程度には個人差がありますが、現在までのところ、自己血だけで貧血が進行し同種血輸血の状況になられた方はいらっしゃいません。

自己血貯血についてお伝えしましたが、ご不明点など有りましたらいつでも看護師にお声がけください。

※患者様のご了承を得て掲載させて頂いております。