皆様こんにちは。理学療法士の小笠原です。
ワールド ベースボール クラシック(WBC)、侍ジャパンの順当な勝利もあり盛り上がっていますね。
私は試合は見ていないのですが、今のネット社会、WBC関連の話題がどんどん入ってきます。
そんな中で興味を惹かれた話題が2つありました。
1つはアメリカのスポーツチャンネルの実況のコメント。
日本人選手が打ったホームランボールを女性が捕って、周囲の観客にもそのボールを回しみんながホームランボールと記念撮影しているのを見て、歴史的瞬間を共有しようとする心の広さ、と称賛していたのだとか。
最終的にボールはきちんと女性の元に戻ったそうで、流石はスマホを落としても戻ってくる国。
日本でなかったら、そんな風にボールを渡したら戻って来ないと考えるのが普通かもしれないですね。
もう1つは死球を出した日本人投手が脱帽して謝罪したことに関して。
別日の試合での死球も引合いに出されて、そこからメジャーリーグでは脱帽・謝罪は死球が故意だったと認めることになるとか、相手を侮辱する行為として捉えられるために御法度だとかの意見が挙げられたりしていまして。
そもそも野球に限らず謝罪に関する文化が国によって全く異なるので、優劣をつけられる問題ではないというのが前提にあると思うのですが、SNS上のコメントの大多数が謝罪したことを称えたり、日本人として誇りに思うという内容だったことが印象的でした。
どちらも日本が世界に誇れるであろう「礼儀正しさ」が表れた話題だなと思うんです。
それに共感する人が多いのを見て、日本の安全神話は崩れたと言われているこの頃ですがまだ大丈夫なんじゃないかなと少し安堵したりして野球とは関係ない方向に考えをめぐらせた1次ラウンドでした。
(1次ラウンド、歩いて行ける距離でやっていたんですけどね)