みなさまこんにちは!
理学療法士の笹原です。
今回の内容は【反り腰~運動編~】です!
前回の鈴木さんのブログでもお話していた通り、反り腰は姿勢の崩れだけではなく、股関節の動きにも影響が出やすいです。
なので、股関節が痛い方にとって反り腰を改善することは、とても大事になってきます。
反り腰とは、骨盤が前に傾いた状態です。この状態で身体を固めてしまっているため、骨盤の動きが非常に悪く腰痛の原因にもなりやすいです。
反り腰を改善する運動方法は色々ありますが、まずは硬くなっている骨盤を動かして、お腹に力を入れやすくしましょう!
1. 腰を丸めるストレッチ
① 椅子に座り両手を骨盤に当てる
② 骨盤を後ろに倒しながら腰を丸める
※最初は動く範囲が狭くなっている事が多いです。
慣れない動きになるので、手で骨盤の動きを感じながら動かせる範囲で動かしてください。
背骨を動かすようにイメージしながら行ってみてください。
2. ドローイン(腹式呼吸)
① 仰向けになり両ひざを立てる。両手をお腹に当てる。
② 鼻で息を吸いながらお腹を膨らませる(約3秒かけて)
③ 口でゆっくり息を吐きながらお腹をへこませる(約7秒かけて)
継続して行うことで、徐々に骨盤を動かす・お腹に力を入れる感覚が掴めてくるかと思います。
感覚が掴めてきたら、座っている・立っている状態で意識的にお腹に力を入れ、日常生活の中で反り腰を修正していくようにしてください。
今はコロナウイルスの影響で、緊急事態宣言も発令されました。
普段と比べて自宅にいる時間、ゆっくりとした時間を過ごされている方も多いかと思います。
この機会を有効に使って、自分自身の身体と向き合っていくのも良いですね(^^)