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【ストレッチの方法】

【ストレッチの方法】

皆様こんにちは!リハビリテーション部主任の鈴木です。

都内の新型コロナウイルスの感染者が、また100人/日を超えてしまいましたね。

気を緩めず、引き続き感染予防に努めていきましょう

 

今日はストレッチの方法に関してお話をしましょう。

当クリニックでストレッチを指導されている方は、日々行っているストレッチを見直す機会にしましょう!

大きく分けて①静的ストレッチ②動的ストレッチの2種類のストレッチ方法があります。

 

2つのストレッチの違い

静的ストレッチ              

目的:可動域向上、老廃物を流す       

効果:リラックス、疲労回復、疼痛軽減

動き:単方向

強度:低い

実施時間:スポーツ後、就寝前、日常的に

方法:反動や弾みをつけず、筋肉をゆっくり伸ばしていき、伸ばした所で20~30秒キープする。

 

動的ストレッチ

目的:筋肉の血流と温度向上

効果:怪我の予防、パフォーマンス向上

動き:複数方向

強度:高い

実施時間:スポーツ前

方法:反動をつけ、身体を動かしながら筋肉を伸ばしていく。

 

このような違いがあります。

当クリニックに通っている方の多くは、股関節周りの柔軟性が乏しく、膝や腰への負担が大きくなっています。

また股関節の動きが鈍い事で、股関節周りの筋肉がより硬くなるといった悪循環に陥ってしまいます。

 

いきなり動的ストレッチをしてしまうと、強度が強いため逆に怪我の原因なる事もあります。

まずは静的ストレッチで可動域改善→徐々に動的ストレッチに移行していき、日常動作・スポーツのパフォーマンス向上へ繋げていくといいでしょう!!

 

 

目的、効果を見極めてご自身の状態に合ったストレッチをしていきましょう。

どちらが向いているか分からない場合は、リハビリの際に気軽に聞いて下さいね(^^)