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股関節(太ももの付け根)のお話⑰

院長ブログ

股関節(太ももの付け根)のお話⑰

代表的な②骨切り術をご紹介します。
今回は、大腿骨に対する手術です。
*内反骨切り術(ないはんほねきりじゅつ)
大腿骨を切って内側に倒し、関節の適合性を良くする術式です。
大腿骨の付け根付近で三角形に骨を切り取り、股関節からはみ出した骨頭を内側に倒し、骨盤のくぼみにおさめる方法です。大腿骨頭の変形がなく、臼蓋形成不 全が軽い場合=前股関節症、初期股関節症に適応です。欠点は下肢長短縮(足が短くなる)及び外転筋筋力(足を外に開く)低下です。
*外反骨切り術(がいはんほねきりじゅつ)
大腿骨を切って外側に倒し、関節の適合性を良くする術式です。
大腿骨の付け根付近で外側から三角形に骨を切除することで、骨頭を外側に反らして、骨盤のくぼみにおさめる方法です。大腿骨頭の変形を認める進行期股関節症、末期股関節症に適応です。
*大腿骨前方回転骨切り術(杉岡法)
大腿骨骨頭を頚部軸を中心として前方に約90°回転させる術式です。大腿骨頭壊死症(だいたいこっとうえししょう)に適応です。