皆様こんにちは。
リハビリスタッフの吉田です。
夏の陽ざしがいっそう強く感じられるようになってきましたが、皆さま、体調を崩さずお過ごしでしょうか。
先日、夏の楽しみのひとつである「ほおずき市」に行ってきました。
赤く色づいたほおずきの鉢がずらりと並ぶ光景を見ると、本格的な夏の訪れをしみじみと感じます。
ほおずき(酸漿/さんしょう)は、東洋医学では昔から咳や喉の痛み、発熱に対する薬草として用いられてきた植物です。
近年では、含まれる成分に抗炎症作用や免疫調整作用がある可能性についての研究も進んでいます。
ただし、ナス科の植物であるため、未熟な実や葉には毒性があり、誤って食べると体に悪影響を及ぼすことがあります。
そのため、現代の医療では一般的に薬としては用いられていません。
それでも、ほおずきは見るだけで季節の風情を感じさせ、気持ちを穏やかにしてくれる不思議な力があります。
薬草としての歴史を知ることで、植物との関わり方にも少し深みが増すかもしれませんね。


さて、7月も終わりに近づき、暑さも本格化しています。
この時期は、脱水症状や熱中症のリスクが非常に高まる季節です。
こまめな水分補給に加えて、適度な塩分摂取や室温の管理を意識し、無理のない生活を心がけましょう。
また、冷房による体の冷えが、関節や筋肉の不調につながることもあります。
寝具や衣類などを活用し、体を冷やしすぎないようご注意ください。
皆さまがこの夏を元気に過ごせますよう、スタッフ一同、引き続きサポートしてまいります。